ZONE OF THE ENDERS Wiki
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ZONE OF THE ENDERS』(ゾーン オブ エンダーズ)は、コナミコンピュータエンタテインメントジャパン(以下KCEJ)が開発・販売した、プレイステーション2用ゲーム『ZONE OF THE ENDERS Z.O.E』及びその続編・外伝シリーズの総称。「Z.O.E」(ゾーイ、ズィーオーイー)と略される。

オービタルフレームとよばれる巨大人型ロボットが活躍するSF作品の一つで、世界観を共有するアニメーション作品も作られている。

概要[]

2001年3月に発売された第1作『ZONE OF THE ENDERS Z.O.E』(以下『Z.O.E』)は、オービタルフレームを操って戦うアクションゲームである。分類は「ロボットアニメ・シミュレータ」を謳い、ストーリーシーンの監督に元アニメーターの西村誠芳を起用するなどロボットアニメ的な作品を意識して作られている。また、『メタルギアソリッド』シリーズを手がけた小島秀夫によるプロデュースということで注目を集め、初回版に『メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティー』の体験版が同梱された。

ゲーム発売前から同一世界観をもつアニメ作品の製作が決定し、ゲーム発売直前に特別番組が放映されるなど、メディアミックスによる宣伝も行われていた。

アニメは、OVA『Z.O.E 2167 IDOLO』(ゾーン オブ エンダーズ 2167 イドロ、以下『IDOLO』)とTVアニメ『Z.O.E Dolores, i』(ゾーン オブ エンダーズ ドロレス・アイ、以下『Dolores, i』)の2作品が作られた。どちらも製作はサンライズ及びバップによる。『IDOLO』は史上初のオービタルフレーム開発にまつわる作品として、『Z.O.E』と同時に発売された。

2001年4月より放送された『Dolores, i』は『IDOLO』の続編にあたる。主役がピンク色の女性型巨大ロボット、主人公は家族持ちの中年男性といった要素が情報誌などで注目されており、原作ゲームの設定も活かしたストーリー展開を取った。

2001年9月には、KCEJとサンライズの双方のスタッフが参加した外伝作品『Z.O.E 2173 TESTAMENT』(ゾーン オブ エンダーズ 2173 テスタメント)も発売された。

2003年2月に発売された前述作品の続編『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS』(アヌビス ゾーン オブ エンダーズ、以下 『ANUBIS』)は、新たに開発された「Z.O.E シェード」とよばれる3DCG描画技術によるグラフィック、ゴンゾ・ディジメーションの制作によるアニメーション、アクションパートとストーリーパートをシームレスに繋いだ演出、より多彩な操作感覚などが盛り込まれた。また、株式会社アトラス所属の金子一馬がゲストデザインとして参加している。ヒロインの掛け声「はいだら」が話題となり、後に発売されたスペシャルエディションのパッケージ裏の説明にその一言が触れられている。

イギリスのゲーム雑誌『PSM3 The PlayStation3 Magazine』(Future Publishing)の「issue 80」(2006年9月28日)に、「Zone of the Enders 3 Close to the Enders」という見出しで「News just in ZOE is back on PS3」(ZOEがPS3に戻ってくる)という書き出しで、2007年に小島プロダクション製作で新作が作られる予定であるという記事が掲載された。

売り上げに関しては、発売日のタイミングが悪かったために伸び悩んだと、小島秀夫のブログ上にて言及されている[1]

また、2009年10月17日の小島プロダクション公式ウェブログ「コジブロ」にて、小島秀夫は『ANUBIS』の続編の企画について概要は既に頭の中には存在していると語った[1]。この際には、一時的にブログへのアクセス数が東京ゲームショウ開催時並みに高まった[2]

2012年にはプレイステーション2版の2作品をHDリマスターした『ZONE OF THE ENDERS HD EDITION』(プレイステーション3、Xbox 360、プレイステーション・ヴィータ)が発売予定[3]

世界観[]

物語の舞台は22世紀の太陽系であり、地球人類は人口問題や環境問題の深刻化から宇宙に生活圏を拡げた。

地球周辺のラグランジュポイントにスペースコロニーが建設され、火星をテラフォーミングし植民地とした。さらに、資源確保のため木星圏にまで進出し、衛星エウロパのラグランジュポイント・L5 にコロニー「アンティリア」を建設した。
だが、地球に住む人間の中には、火星以遠に住む者を「エンダー(田舎者の意)」と呼んで差別する者が少なくなかった。また、地球の半分以下の重力しかない火星で生まれ育った者は地球出身者に比べて筋力的に劣るという事実もあり、地球出身者は火星出身者を見下し、逆に火星出身者の中には半ばコンプレックスに基づく反地球的な気運が高まっていった。
そうした背景の中、未だ植民地に過ぎない火星では国連宇宙軍 (UNSF) が武力を背景とした監視活動や弾圧を行い、それに対抗して火星側のレジスタンス活動などが活発化。そして、反地球思想の強いバシリアカウンティは軍事組織バフラムを結成、新兵器オービタルフレームを開発して地球の物量に対抗しようとしていた。

ZONE OF THE ENDERS Z.O.E[]

ANUBIS ZONE OF THE ENDERS[]

Z.O.E 2173 TESTAMENT[]

アニメ作品[]

Z.O.E 2167 IDOLO[]

詳細はZ.O.E 2167 IDOLOを参照

『ZONE OF THE ENDERS』と同時発売されたOVAであり、『Z.O.E』より前の時代設定となっている。

Z.O.E Dolores, i[]

詳細はZ.O.E Dolores, iを参照

2001年に放送されたテレビアニメ作品で、『ZONE OF THE ENDERS』と同時期の時代を描いている。

ZONE OF THE ENDERSの登場兵器[]

オービタルフレーム[]

50音順で表記

アージェイト (ARDJET)
『ANUBIS』に登場。ランナーはケン。
花魁をイメージしてデザインされており、マントのような外殻と女性的フォルムを持つオービタルフレーム。外殻は遠隔攻撃兵装「ウィスプ」の集合体で、個別に分離して遠距離攻撃武器となる。また、全身をのように包み込む防御形態をとって攻撃を完全にシャットアウトし、強力なバーストキャノンを放つ事が出来る。逆に格闘装備が貧弱な為接近戦には向かない。後にヴァイオラAIに制御を乗っ取られたため、AIを消去された。AIのサポートが無くなったOFをケンの技量では操れなかった為、バフラムの追撃を振り切った後に放棄されている。
名前の由来はエジプト神話に登場する守護女神、ウアジェトの古代名「ウァージェイト」から。
アヌビス (ANUBIS)
『Z.O.E』『Dolores, i』『ANUBIS』に登場。ランナーはノウマン。サポートAIとして独立型戦闘支援ユニット「DELPHI(デルフィ)」を搭載している。
木星コロニー・アンティリアにおいて開発された新型OF。ジェフティと同じくリコア・ハーディマン博士が設計し、その腹心達により開発された。ジェフティと双子の機体であり、2機が近づくと共鳴反応が発生する。ジェフティ同様、軍事要塞アーマーンを起動させるためのキーとしての役割を兼ねている。アヌビスは兄弟機であるジェフティよりも一足先に完成していたため、ゼロシフトが使用可能な状態でバフラム軍に奪取された。
従来機と桁が違う程のパワーとスピードを持ち[4]、背部に装備された6基の翼状のウィスプは、スラスターであると同時に大型のジェネレータも兼ねている。空間を歪めるベクタートラップによる攻撃の反射と屈折、機体そのものをベクタートラップに収容してのステルス行動を可能としている。ウーレンベック・カタパルトの応用による亜光速移動能力「ゼロシフト」も備え、擬似的な瞬間移動を可能とする。バーストアタックによる攻撃は、火星表面に宇宙から確認できるほど巨大な穴を穿つ威力を持つ。
武装は電磁式の銛「ウアスロッド」、ジェフティとは違い折れ曲がるように進むレーザー「ハウンドスピア」、2種類の追尾性能を持つバーストショット「戌笛」など。
2172年に勃発したアンティリア事件によって、作戦の指揮官でありリコア・ハーディマン博士の息子でもあるノウマンの手に渡って以降、彼の乗機となる。『Z.O.E』シリーズを通して最強のOFの一つであり、ジェフティと並んで「イレギュラーオービタルフレーム」とも分類される。
『ANUBIS』では、前作でダークブルーを基調としていた機体色が黒に、全身に流れるエネルギーパターンの色が赤に変化した。背部の6基のウィスプが無い模造品も存在するが、性能は劣る。
モデルはエジプト神話における冥界の神アヌビスで、ジャッカルを模した頭部と、ジェフティには無いケーブル状の尻尾を持つ。
アーマーン アヌビス (AUMAAN ANUBIS)
ジェフティとの対決に敗れ、フォボスで機能停止したかに思われたアヌビスが、アーマーンと合体し、機体性能を向上させた形態。白を基調とした機体色となり、破壊されていた背面のウィスプは複数の六角形の板の集団となっている。バースト攻撃は追尾性が向上し、アーマーン要塞の内壁を吸収してライフを回復することができる。ノウマンは「メタトロンとの完全なる結合」と述べた。
ネイキッドジェフティとの戦いの末に破壊されており、動力部を含む残骸は、ジェフティの代わりに自爆するよう再プログラムされ、アーマーンの破壊に利用された。
イシス (ISIS)
『Dolores, i』に登場する主人公機。ランナーはジェイムズ。詳しくはリンクを参照。モデルはエジプト神話に登場する女神イシス
イドロ (IDOLO)
イブリース (IBLIS)
『TESTAMENT』に登場。ケイジが搭乗していたボナパルトIII号を沈めた黒い機体。悪魔を彷彿とさせるデザインとなっている。
インヘルト (INHERT)
『ANUBIS』に登場。ランナーはロイド。
バフラム軍所属。金属製フレームの全身を黒いゲル状の物質で覆ったオービタルフレーム。ロイドが自身の技術力を使って開発したワンオフ機である。デザインは金子一馬による。
従来のオービタルフレームの基幹技術だったメタトロンを一切使用しておらず、ゲル状装甲、磁力線の牽引と反発による関節の駆動、頭部に存在する操縦席など、製作者であり搭乗者でもあるロイド独自の設計によって作り上げられた新機軸の機動兵器で、後のLEV開発にも影響を与えることになった。
武装は両肩の短剣や浮遊機雷、ホーミングミサイル、F・マインなど。また、ゲル状装甲を霧化した煙幕を発生させ、デコイと呼ばれる分身による幻惑や、暗闇からの奇襲を得意とする。
名前の由来はエジプト神話に登場する狩猟の神、オヌリス神の古代名。
ヴィジャヤ (VJAYA)
『TESTAMENT』に登場。ランナーはアレス、ツィード、デクスンなど様々。
BIS所属機体。紫色に塗装されている。テンペストのように頭部が笠をかぶったような頭部形状で、忍者の武具のような武装を持つ。
忍者らしい特徴そのままに機動性が高いところが特徴。
オルクリスト (ORCRIST)
『TESTAMENT』に登場。ランナーはメビュース。
右腕に弓状の武器、エルフェンボウを持ち、中・遠距離戦に長ける。
クラッド (CLOD)
『ANUBIS』に登場。
ラプターバリエーションの1つで、肩の部分に鞭上の武器と吸引装置を内蔵したパーツを装着している。
機動性は低いが、マミーヘッド以上の耐久力を持ち、吸引装置で吸い寄せた敵を拘束して壁や床に叩き付けて攻撃する。
主要武器はエネルギーウィップとホーミングショット。
サイクロプス (CYCLOPS)
『Z.O.E』『TESTAMENT』『ANUBIS』に登場。
ラプターバリエーションの1つで、近接専用の追加装備を施した格闘戦型。
機動力が高く、主に両手のナックルアームで接近戦を挑んでくるが、『ANUBIS』ではガントレットによる遠距離攻撃も仕掛けてくる。
ザカート (ZAKAT)
『ANUBIS』に登場するバフラム軍の大型オービタルフレーム。複数人の搭乗者が必要。ランナーはザカートランナーズと呼ばれる3人と、メインランナーのヴォルコヴォの計4名。
球形の機体に強力なエネルギー兵器を搭載し、対地爆撃を行う。強力なバリアを張ることで防御形態になるが、バリア発生器が外周にあるため、接近されて引き剥がされると無防備になってしまう。大型のレーザー砲に加え、アームによる打撃で近距離の敵にも対応できる。火星における反乱では制圧兵器として戦果を上げた。
ジェフティ (JEHUTY)
『Z.O.E』『ANUBIS』に登場。主人公が搭乗する機体で、『Z.O.E』ではレオ・ステンバック、『ANUBIS』ではディンゴ・イーグリットがフレームランナーとなった。
アヌビスと同じく、リコア・ハーディマン博士による設計。
木星圏のコロニー、アンティリアで開発中だった新型機であり、アヌビスと同じ性能を持つ現行最強のOFのひとつ。兄弟機であるアヌビスはアンティリアに攻め込んできたバフラム軍に奪取されたが、ジェフティは難を逃れた。
アヌビス同様に従来の兵器に比べて圧倒的なパワーと機動性を持ち、搭載された独立型戦闘支援ユニット「ADA」の柔軟性もあって、バランスの取れた機体となっている。
アヌビスと共にアーマーン始動のためのキーとして設計された機体でもあり、軍事要塞アーマーンを始動させることも止めることも、この2機にしか行えない仕組みになっている。それを知った連合宇宙軍の特務艦であるアトランティス号のメンバーによって、ADAの基幹プログラムには「アーマーンへの侵入及び、自爆による破壊」という命令が入力されている。右腕にエネルギーソード「パドルブレード」、左腕にエネルギーシールド、他にも湾曲して敵を追撃するレーザー「ホーミングランス」、3基の分離型兵器「ウィスプ」などの各種兵装を装備する。武器弾薬の格納庫としてベクタートラップ機能を持ち、アヌビス同様に「ゼロシフト」も搭載されているが、発動プログラムを着床させる直前にバフラム軍がアンティリアを襲撃したため、『Z.O.E』ではこのゼロシフトは使用できず、『ANUBIS』の終盤で入手した発動プログラムをシステムに着床させ初めて使用可能となった。
2172年に勃発したアンティリア事件によって、偶然現場に居合わせたレオの手に渡り、アーマーン要塞への侵入と自爆による破壊のため、アトランティス号で火星へと移送中だった。セレス第3基地でバフラムに襲撃された際、アトランティス号の副長エレナの判断により火星圏へと移送後解体されることが決定していた。発射直前に真相を知ったレオがウーレンベック・カタパルトの射出角度を変更し、ジェフティはメタトロン鉱石の採掘場、木星の衛星カリストへ打ち出され、自然のメタトロン反応に紛れる形で隠匿された。
2174年、木星衛星カリストに隠されていたところを、採掘作業中のディンゴが発見、同時に発生したバフラムの襲撃に巻き込まれ、そのまま搭乗することになった。アトランティス号内で調整されていた為、戦闘能力は向上している。
アヌビスとジェフティは、ディンゴの所属していた第三中隊が壊滅する原因になった、アンティリアへの運搬護衛任務で移送されたメタトロンを用いて建造されたものだった。
モデルはエジプト神話における、書記と学芸の守護者ジェフティ(トト、トゥート)。
DELPHIADAには、同じ名前のコンピュータプログラムが実在する。
ジェフティ Ver.2 (JEHUTY ver.2)
ゼロシフトの発動プログラムがシステムに着床したことで、アヌビスと並ぶ本来の性能を引き出した状態。攻撃力が2倍、受けるダメージが4/5になる。腰に固定していたウィスプは自動で浮遊して近距離、遠距離の攻撃をサポートする。また、敵の通常遠距離攻撃を無効化し、アヌビス以外のOFのバーストショットをシールドで防ぐことが出来る、シールド時エネルギーを消費しない、サブエネルギーの消費量が半分になる、バースト時に触れた敵を麻痺させるといった効果も付加される。
ダメージド ジェフティ (DAMAGED JEHUTY)
アーマーンの攻撃で、本体数箇所と背部のベクタートラップが損傷した状態。Ver.2の能力は消失し、ガード、ショット、ホーミングレーザーと、ゼロシフト以外のサブウェポンが使用不能となる。サブエネルギーは無限になっている。攻撃力はVer.2と変わらない。
ネイキッド ジェフティ (NAKED JEHUTY)
ダメージドジェフティが外装を破棄し、本来の性能を解放した状態。攻撃力は20倍、被ダメージ半減、サブエネルギーは無限となる。ダメージドでは破壊されている頭部、左腕は修復され、白い仮面のような素顔が露出している。バースト時に触れた敵は破壊され、ブレード攻撃はネフティスのシールドも突き破り、1、2回の攻撃でVery Hardまでの大抵のボスキャラクターも撃破できる。敵の通常遠距離攻撃を無効化、敵のバーストショットもシールドで防ぐことができる機能も復活するが、アヌビス、アーマーンアヌビスの攻撃にはこの防御能力は通用しない。
スパイダー (SPIDER)
『ANUBIS』に登場。
主に拠点防衛に用いられる歩行戦車。三本の脚で移動する
攻撃能力は低いものの、常にシールドを張っているため防御能力が高く、大量に戦線投入される。スピードは遅いが、跳躍することもできる。正確にはOFではない。
名前は「蜘蛛」を意味する。
タイラント (TYRANT)
『Z.O.E』に登場。ランナーはアックス。
巨大な2本の衝角を備えた、バフラム軍の大型オービタルフレームで、無人オービタルフレームをコントロールする司令機。変形して高機動型になることが可能。『TESTAMENT』では改良型のネロケルビナが登場する。
タイラントは英語で「暴君」を意味する。
テスタメント (TESTAMENT)
『TESTAMENT』に登場。ランナーはケイジ。
ケイジがボナパルトIII号で見つけた機体。装甲を取り付けてLEVに偽装されていた。頭部の大きな一本角と武装と一体化した右腕を持ち、他のOFにない足首に該当する関節がある。支援AI「ファースティ」を搭載している。
テスタメントの名は「契約」や「誓約」を意味し、偽装を解除した際にファースティが提案したもの。
デュランダルII (DURANDAL II)
『TESTAMENT』に登場。ランナーはウォーレン。
青い塗装が施されている。両腕にブレードを備え、白兵戦に長ける。
前身にあたる機体としてLEVの「デュランダルI」が存在したが、以前の戦いで搭乗していたウォーレンが特攻を行い、失われている。
名前は伝説に登場する剣から採られている。
テンペスト (TEMPEST)
『Z.O.E』『Dolores, i』に登場。ランナーはスラッシュ。
クラゲのようなフォルムを持つバフラム軍の大型オービタルフレーム。広範囲の破壊、制圧を目的とした機体であり、6本のアームに火炎放射器を装備し、強力な火球を武器とする。
『TESTAMENT』ではこの機体を真似たハルターマルトが登場する。
ナリタ (NARITA)
『ANUBIS』に登場。
量産型オービタルフレーム。装甲は薄いが運動性が高い。
鎌状の腕による連続攻撃や、エネルギーを纏っての高速移動による突進を仕掛けてくる。
名前はデザイナーの新川が敬愛する成田亨から採られている。
ネイト (NEITH)
ゾンビネイト (ZOMBIE NEITH)
アンティリアの倉庫でジェフティと交戦し中破したネイトが復活した姿。
欠損した両腕は浮遊する残骸で再構築されて格闘戦の間合いが伸び、バーストショットを6発同時発射するなど射撃性能も向上している。
ネビュラ (NEBULA)
『Z.O.E』『Dolores, i』に登場。ランナーは『Z.O.E』ではナイトレイド、『Dolores, i』ではニコライ。
ヒトデのような形状のバフラム軍大型オービタルフレーム。機体下面に備えた人面構造部分に加粒子砲を装備する。
ネフティス (NEPHTIS)
『ANUBIS』に登場。
バフラム軍所属。ヴァイオラAIが搭載され制御する。前作『Z.O.E』に登場したC型OF、ネイトの後継機となる機体。赤い機体に緑のエネルギーラインが走っている。ベクタートラップを応用した防御シールドを張り、エネルギー攻撃を完全に無効化する。制御AIがジェフティに執着しており、ディンゴが操るジェフティの前にたびたび現れた。大ダメージを受けてもすぐさま完全な状態で復活する等、ヴァイオラAIと同じく亡霊のような存在。アーマーンから無尽蔵に生み出されるコピー品も存在し、こちらのカラーリングは白。
デザイン上のイメージソースは「華」。
モデルはエジプト神話における、夜を司る女神ネフティス
ハトール (HATHOR)
『Dolores, i』に登場。ランナーはナフス(ラダム)。詳細はリンクを参照。モデルはエジプト神話における、愛と幸運の女神ハトホル
マミーヘッド (MUMMYHEAD)
『IDOLO』以外の作品すべてに登場。
バフラム軍の無人量産型オービタルフレーム。ラプターのバリエーションのひとつで、胴体全面を覆う盾状の装甲を増設した後方支援型。武装はハルバードとファランクス。修理装置も持っている。
『Dolores, i』では有人操縦型が登場し、ランナーは第1のヤン。
ラプター (RAPTOR)
『IDOLO』以外の作品すべてに登場する、バフラム軍の無人量産型オービタルフレーム。主に無人型の機体が大量に登場するが、有人型も存在し、『Z.O.E』ではプログラムを書き換えて操作することもできる。
非常に高い汎用性を持ち、骨格だけのような細い機体に装備を追加することでマミーヘッド、サイクロプス、クラッドと呼ばれる発展型になる。コマンダータイプと呼ばれる種はパーティーと呼ばれる小部隊を組んで戦う機能も持つ。
シングルソードラプター (SINGLE SWORD RAPTOR)
『Z.O.E』に登場。連合宇宙軍との交戦で原形を留めたまま機能停止したラプター。通常は両腕に装備するビームソードの片方が欠損している。
劇中ではこの機体を遠隔操作する場面がある。
ラプター改 (RAPTER COSTOM)
『Dolores, i』に登場。ランナーは第1のヤンから第5のヤンの5名。
ラプターを改良型した機体で、現時点では3種のバリエーションが確認されている。共通することに有人操縦用にするためのコクピットが追加されている。
レオパルド (LEOPARDO)
『ANUBIS』に登場。二足歩行のほか、身体を仰向けにした状態で、四肢で高速滑走し、その状態で回転しながら突進する攻撃も行う。

LEV[]

カリブルヌス (CALIBURNUS)
『TESTAMENT』に登場。搭乗者はシミル。
豊富な武装も持ち、機動性を代価に防御力を強化。突撃・火力支援に特化した機体となっている。
後部にミサイルパック、ビームキャノンを持つ。
名前は聖剣「エクスカリバー」の別名から。
ジャスティーン (JUSTEEN)
『TESTAMENT』に登場。搭乗者はユキトウ。
脚部関連を強化したLEVで、機動力と接近戦に特化する。
足にエネルギーブレードを仕込んでおり、これを使った強力な蹴り技を持つ。
ちなみに機体名はユキトウが付けた愛称で、正式名称は「フランキスカ」。
採氷LEV
『ANUBIS』に登場。
カリストで採掘作業員が使用するLEV。旧式の民生品で、動きは鈍い。
作業用LEV
『Dolores, i』『TESTAMENT』に登場。
民間作業用のLEV。重機の延長線上にある為、性能はかなり低いが、民間人が抗議のデモにも使用した。
ドライツェン (DREIZEHN)
『TESTAMENT』に登場。搭乗者はラズマ。
長砲身のライフルを装備した狙撃に特化した機体。
機体名はラズマの付けた愛称でドイツ語で「13」を表す。正式名称は「トラドール」。
バイザック
『TESTAMENT』に登場。
アセモスのメンバー、主に上級士官クラスが搭乗するLEV。機体の一部にメタトロン技術が使われており、性能はファントマを上回っている。
バイザックS
ボロゾフ専用にチューンアップが施されたバイザックで、通常のバイザックよりも性能が向上している。
ビックバイパー (VIC VIPER)
『ANUBIS』に登場。
機体の一部にメタトロン技術を使用した、最新鋭可変LEV。サポートAIや戦闘機形態への可変機構を有しており、従来のLEVを凌駕する機動性や武装を備え、オービタルフレームとも互角以上に戦える。連合軍は「V2」という略称を用いている。
変形機構により大部分のバーニアスラスターを背面集中させることによってOFに迫る機動力を得る。
3機が製造され、先行して完成していた1号機と2号機はアトランティス号にて試験運用され、1号機はサンダーハート、2号機はレオが搭乗した。2機の運用データとジェフティのデータを元に開発されたメタトロン技術を応用し、残像現象によって機体の動作に追従する「オプション」等の新装備を多数搭載した3号機「ビックバイパー零(ゼロ)」が完成し、2号機に続いてレオが搭乗した。
戦闘機形態の姿や武装はKONAMIのゲーム作品『グラディウス』に登場する戦闘機ビックバイパーがモデルになっており、スタッフの「変形しそうだから」という意見で選ばれた。
戦闘機形態では、グラディウスシリーズ同様のミサイル、リップルレーザー、レーザー、オプション、シールドを使用する。
ファントマ (PHANTOMA)

サブウェポン[]

OFが装備している武器。無人OFも装備している物がある。 以下の説明は、ゲームシステム上の表現を含めて解説する。

ゼロシフト
ウーレンベック・カタパルトと同様の原理で、自機の周囲の空間をベクタートラップで圧縮、復元する際の反動で亜光速移動を行うシステム。ゼロシフトによる機体の移動速度は光速に限りなく近いため、その移動時間を認識、知覚することはまず不可能である。この機能による擬似的瞬間移動を実現したことで、アヌビスジェフティはロックオン対象へ瞬間的に接近、離脱することが可能になっている。このゼロシフトが、アヌビスとジェフティが「最強」と評される所以である。
性質上、軌道上に存在する全ての物体を弾き飛ばすが、建造物に対しては破壊可否問わず激突するとその場で停止してしまう。
瞬間移動中の機体は攻撃を受けても全く損傷しない。
ウィスプ
OFの補助兵器の一種。遠くの標的を掴んだり、スラスターや攻撃時の援護などに使用されている。詳細は後述。
ジェフティ、アヌビス、アージェイト、ネフティス、ビックバイパーが装備。
名称は英語で「群れ」を意味する。
ベクターキャノン
バフラムが設計した超高エネルギー砲。発射までに時間がかかるが、メタトロンの圧縮空間能力を利用した空間破砕が可能で、圧縮空間による質量断層が存在するシールドも破壊できる。
発射には機体を足場に固定する必要がある。正面にいる敵は自動的にロックされ、発射時に照準内にいれば自動的に撃ち落す。
軍事要塞アーマーンの質量断層シールドを突破するのに必要不可欠な武器として、地球側部隊のエイトヘッド小隊に奪取された。その後、部隊を襲撃したネフティスに奪還されたが、最終的にジェフティが入手、バフラム艦隊との戦闘や要塞への突入に使用された。
本作ラストの【止め】で使用することも可能だが、かなりの困難を要する。
フローティング・マイン
空中に設置できる浮遊型の機雷。装備機によって大きさは異なり、ジェフティのものは掴んで投げつけることも出来る。
インヘルト、ジェフティが装備。
ゲイザー
敵や地形に貼り付く照射装置を複数、投げるように射出する。照射される光線には触れた敵を麻痺させる効果があり、損傷した味方に投げつけることで、敵の接近を阻止することもできる。
ガントレット
腕部から実体弾を放ち、相手に物理攻撃を加える。命中した敵を弾き飛ばし、壁に激突させるとさらにダメージを与える。エネルギー兵器を無効化する敵にも有効。
名称は英語で篭手を意味する。
ビックバイパー、ジェフティ、サイクロプスが装備。
コメット
ガード不能な追尾型エネルギー弾。一定時間は対象の周囲を飛び回る為、エネルギー弾が消滅するまで何度も命中する。
ネフティス、ジェフティが装備。名称は「彗星」を意味する。
デコイ
装甲に瞬間的な負荷をかけて分身を発生させ、敵の攻撃を逸らすことができる。
インヘルト、ジェフティが装備。英語で囮を意味する。
ファランクス
小型のエネルギー弾を連射する。拡散させて広範囲を攻撃するほか、狭い範囲に集中射撃することも可能。
ジェフティ、マミーヘッドが装備。
名称は古代ギリシア軍の密集陣形ファランクスと同じ。
ハルバード
通常のOFならシールドごと貫く強力なレーザーを撃つ。格段に威力が高いが、エネルギー消費量も多い。
照射範囲の変更も可能。
ジェフティ、マミーヘッドが装備。
ホーミングミサイル
威力と追尾性能の高い誘導弾。同時に複数の敵を攻撃することもできる。ボタン押しの強弱によって2~20機のミサイル弾数を調節可能。
インヘルト、ジェフティが装備。
マミー
ミイラを意味する。全方位からの攻撃を防ぐ実体シールドを構え、その中で機体を修復する事も可能。
ジェフティ、マミーヘッドが装備している
モール
マミーヘッドなどが装備している誘導兵器。表面に装甲をかぶせ、シールドを貫通する機能を持つものは「ハーミット」と呼ばれる。
ハーミットとは英語で「隠者」を意味する。

用語[]

オービタルフレーム
バフラムが火星の民間企業ネレイダム・ユニバーサル・テクノロジーと共同開発した新兵器。メタトロン関連技術が随所に用いられたことで、全ての面でLEVの10倍以上の能力を持ち、LEVや航空兵器では考えられない速度、機動性、推進力、出力、武装、さらに慣性を無視した機動能力等(幾何学的、直角的な動き、最高速から瞬間停止、スラスターを使用せず空中静止する等)を実現している。OF、フレームと略称され、操縦者はフレームランナー、ランナーと呼ばれる。
ソフトウェア面には高度な人工知能 (AI) を搭載し、初めて搭乗した民間人が戦闘を行えるほど操作は自動化されている。一部の特殊な機体を除き、人型で、人間の小指にあたる部分が親指のような形をしていること(手の形状が左右対称)、脊柱が極端なS字に曲がっていること、胸元に球形のAIユニットがあることなどデザイン上の共通点となっている。脚部の先端に足に相当する部位は無く、ジェフティなど、着地時に展開式の降着装置を用いて機体を安定させるものもある。
LEV(レブ)
Laborious Extra-Orbital Vehicle」の略で、宇宙空間における作業用ロボットの総称。劇中には軍用のファントマ・シリーズが登場するが、オービタルフレームの性能に太刀打ちできず、最新の量産型軍用LEVファントマIIでも量産型の無人OFラプターに劣り、それ以前のファントマでは、ラプター一機との戦力比較で50分の1程度でしかないとされている。
メタトロン技術以外の部分では技術的に共通点もあり、ラプターとファントマの頭部センサーの構造や、股間にあたる部分から突き出た操縦席の配置が共通している。メカデザイナーである新川洋司は「コック(男性器)にあるからコックピット」と述べている。
メタトロン
21世紀初頭の無人探査計画において、木星の衛星カリストの巨大クレーター「ヴァルハラ」から発見された鉱石。シリコンをベースとした高分子金属の複合体で、水素吸蔵合金や超伝導素材としての特性を持つ。装甲、動力源、量子コンピュータなどの素材に応用でき、それらの産物としてオービタルフレームが実用化された。2093年には、エネルギーとスピンを加えると周囲の空間を引きこむように圧縮する性質も発見されており、宇宙船射出装置のウーレンベック・カタパルトや格納装置のベクタートラップ、エネルギー兵器や実体弾を逸らす障壁、耐G緩衝機構、ステルスシステムの一種に応用されている。
「高純度で大量に集中使用すると、人間の精神に反応し「魔法」としか思えぬ既存の物理法則を無視した力を出すが、その強大な「魔力」が使用者の精神を歪め、歪められた狂気がさらに「魔力」を増大させる悪循環を引き起こす」という副作用が存在し、強靭な精神の持ち主でないと、その力は使いこなせないとされている。
ベクタートラップ
メタトロンの空間圧縮効果を利用した格納装置。
スピンとエネルギーを与えられたメタトロンによって圧縮された空間は、本来ならゴムのように急激に復元しようとするが、ベクタートラップではこの歪みに貨物を巻き込んだ状態で固定することで、容積を縮小している。
格納した物質の質量は変わらず、大量の電力を必要とするため、コロニー内施設や大型貨物船などでしか使用されていないが、ジェフティは武器、弾薬の格納庫として搭載しており、アヌビスは機体ごと収納させるステルス能力としてベクタートラップを使用している。
ステルス機能
OFの装甲には特殊な素子が仕込まれており、カメラ等の映橡機器への記録を困難にしている。
作品中のカメラは三次元的な情報を記録し、被写体を絶えずスキャニングしている。OFの装甲に仕込まれた素子はこれを検出し、瞬時に解析、撹乱した情報に置き換えてスキャナーに返送する。結果、カメラには正常な情報が記録されず、ノイズのかかった意味不明な映像となる。
フレームレベルの演算能力を持つOF特有の機能だが、稼動状態でなければ働かない。
可視光線には影響がないため、光学式カメラなら撮影でき、肉眼でも見える。
ウーレンベック・カタパルト
空間の歪みの復元力を利用し、超高速航行を可能とした宇宙船用カタパルト。メタトロンの空間圧縮特性を発揮するために必要なエネルギーは、通常船舶に搭載可能なサイズの動力源では賄えないため、軌道上の宇宙港などに専用施設を建設し、これを利用するのが一般的な宇宙交通の手段となっている。空間の歪みの復元力で対象を弾き飛ばす装置であるため、船舶や目標地点には特別な設備を必要としない。
ウィスプ
OFの補助兵器の一種で、リアクティブ・マニューバとも呼ばれる。
機体に装着されるか、間近を漂ってOFに追従している。分離状態でも機体とのリンクを保ち、攻撃の補助や離れた目標を引き寄せるといった用途に用いられる。アヌビスが背部に装備する翼状のウィスプは、ジェネレータと高機動スラスター、ベクタートラップ発生用装置としての複合的な役割を持っている。
バフラムはアヌビスのウィスプを解析して独自の技術に発展させており、アージェイトは最小限の指揮系統で多数のウィスプをコントロールするシステムを持ち、ネフティスは、用途に応じてブラスターとブレードに切り替わるマルチプルウェポン、防御時にはベクタートラップを応用したシールドの発生装置としての機能を持つものを装備している。
アーマーン
メタトロンの空間圧縮特性を攻撃に転用した兵器。火星のバシリア領の地下に建造されており、その大きさはバシリアの領土のほぼ半分を占めている。実際には、地下構造物はアーマーンの制御スフィアに過ぎず、その本体は火星の衛星軌道上の小惑星フォボスそのものだった。空間圧縮効果によりエネルギー収縮を引き起こし、太陽系全域を巻き込み破壊する威力を持つ。完成すれば地球は火星に一切手が出せなくなる。
アーマーン計画
「オービタルフレームの父」と呼ばれるリコア・ハーディマン博士によって立案された計画。その目的は火星の衛星フォボスに建造された軍事要塞「アーマーン」の空間圧縮効果によりエネルギー収縮を引き起こし太陽系全域を巻き込み、全てを破壊すること。中央部に建造されたウーレンベック・カタパルトは、地表に向けることで全てを飲み込む強力な衛星兵器となる。アーマーン計画の一環として、起動及び停止を司る鍵であるアヌビスとジェフティが開発された。
アンチプロトンリアクター
反陽子生成炉。メタトロン製のリアクターによって反陽子を生成、これを陽子と衝突させることで対消滅を起こし、それによって発生したエネルギーを動力や電気エネルギーに変換する半永久機関。これを動力源とすることで、OFは超高出力と小型化を実現した。
バースト
OFが一時的に機体の出力を上げること。バースト中の機体は光に包まれる。この状態で行う攻撃はバーストショット、バーストブレードと呼ばれ、通常では破れないシールドを破壊する事も可能。威力はOFによってだが、火星衛星に巨大な穴や火星表面に宇宙から視認できる程の風穴を作る程。
出力の高いものがバーストすると接近しただけでもOFすら破壊してしまう事がある。
SSA(セルフ・サポーティング・アーマー)
OFの装甲材。
メタトロンを基調としたハイブリッド多層積層高分子体。表面を指で押せばへこむ程の弾力性があるが、衝撃に対してはセラミックを遥かに越える超硬度を発揮する。破損した場合、エネルギーやメタトロン鉱石を外部から又は電力を供給することで自己修復させられる。
その超強度はOF・ドロレスは時速40万km以上で地上に落ちたがまったくの無傷である事から伺える。
SSA自体は架空の技術であるが、同じく弾力性と耐衝撃性を兼ね備えた物質にダイラタンシーがある。
ランナー
機体(主にオービタルフレーム)の操縦者の名称として使われる固有名詞。「フレームランナー」とも呼ばれる。
時にランナーの操縦技術は機体の性能を上回って勝敗を左右する為、劇中ではそれを示唆するような台詞や描写が多々見られている。
トランスプランテーション
メタトロンを用いた端末同士で行われるプログラムの転送。

関連作品[]

書籍[]

  • METAL GEAR SOLID2・Z.O.E プレミアムガイドブック(2001年3月1日 / メディアワークス)
  • ZONE OF ENDERS Z.O.E 公式ガイド(2001年3月23日 / NTT出版)
  • ZONE OF ENDERS Z.O.E 公式完全ガイドブック(2001年3月25日 / 双葉社)
  • ZONE OF ENDERS Z.O.E パーフェクトガイド(2001年3月26日 / 新紀元社)
  • Z.O.E 2173 TESTAMENT 公式完全ガイドブック(2001年10月5日 / 双葉社)
  • ANUBIS ZONE OF THE ENDERS 公式ガイドブック(2003年2月20日 / 双葉社)
  • ANUBIS ZONE OF THE ENDERS コナミ公式パーフェクトガイド(2003年3月26日 / 新紀元社)
  • Visualworks of ANUBIS(ビジュアルワークス・オブ・アヌビス)(角川書店) - 設定資料集。シナリオなども全文掲載。PS2用のセーブデータなどが入ったCD-ROMを同梱。

音楽CD[]

  • KISS ME SUNLIGHTS - 「Z.O.E」の主題歌マキシシングル。
  • Z.O.E ZONE OF THE ENDERS ORIGINAL SOUNDTRACK
  • Beyond the Bounds Theme from "ANUBIS" - 「ANUBIS」の主題歌マキシシングル。
  • ANUBIS ZONE OF THE ENDERS ORIGINAL SOUNDTRACK
  • HIDECHAN! Radio. 2.5 TWO-HAN PRINCESS SINGLES + MUSIC & DRAMA CD

関連のあるコナミ作品[]

  • グラディウスシリーズ - 変形型LEVビックバイパーのモチーフになったのが、『グラディウス』の自機ビックバイパー。また、3Dシューティングゲーム「ゾラディウス」 (ZORADIUS) も、『グラディウス』が元になっている。
  • beatmania APPEND GOTTAMIX2 - 『Z.O.E』からのリミックス曲が収録されている。
  • pop'n music 8 - プレイステーション2移植版に、欧州版『ANUBIS』のテーマソング「Beyond the Bounds (Mitsuto Suzuki 020203 Mix feat.Sana)」がジャンル名「アヌビス」で収録され、主人公ディンゴとヒロインのケンが担当キャラクターとして登場する。
  • メタルギアシリーズ
    • METAL GEAR SOLID THE TWIN SNAKES - あるキャラクターがロボットを語るシーンで本作の映像が流れる。
    • METAL GEAR SOLID 2 -ゲーム内に登場する雑誌の表紙になっている。
    • METAL GEAR SOLID 3 - ゲーム中に訪れるある部屋に、ジェフティのフィギュアが飾ってある。
    • METAL GEAR AC!D - 「ADA」「ジェフティ」がカードとして登場。使用するとテーマソングと共にジェフティ起動シーンのムービーや戦闘シーンが数秒再生される。
    • METAL GEAR AC!D2 - 前作同様に「ADA」「ジェフティ」がカード化。流れるムービーと歌は『ANUBIS』ではなく『Z.O.E』のものとなっている。
    • METAL GEAR SOLID 4 -ゲーム中に手に入るipodデータの中に『Z.O.E』でEDとして流されていた曲を入手することが出来る。また、『ANUBIS』のメインテーマ「Beyond the Bounds」も入手可能。シャドーモセス島のとある場所にディンゴのポスターがある。オタコンが使っているPCのデスクトップはアヌビスのジャケット。
    • METAL GEAR SOLID PEACE WALKER -ゲームに登場するウォークマンの中にMGS4と同様「Beyond the Bounds」(VOCALOID音声)が収録されている。

関連項目[]

  • 小島プロダクション

脚注[]

  1. 1.0 1.1 コジブロ ANUBISでの苦い思い出
  2. コジブロ アヌビスのその後
  3. テンプレート:Cite web
  4. ネイトやオルタネイトを遥かに超えるスピードを持つセルキスすら追いつけない程。またアヌビス、ジェフティ以下の機体で、月-地球間を十数秒で移動し地表から文字通り一瞬で大気圏離脱をするドロレス以上

外部リンク[]

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